西郡の家
外観夕景。玄関へのアプローチを見る。店舗付住宅として設計されたので、建物の前部が店舗、後部が住宅という構成になっています。また間口はさほど狭くはないですが、それ以上に奥行きの長い敷地だったので町屋的な建方をこの建物では採用しました。細長い路地を歩くようなイメージで玄関へアプローチしますが、ミカゲ石をランダムに張りその表情を高めました。また夜間はフットライト的な高さに設定した照明が足元を照らしてくれますので安心しながら歩くことができます。夕景に浮かびあがる白い建物がとても美しく感じられます。
撮影:柴本米一